エースコートを支えるフッ素樹脂についてご説明します。

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フッ素樹脂について

幅広い特性と限りない可能性

こちらでは当社の要となる物質、フッ素樹脂(※テフロン®)についてご紹介します。
フッ素樹脂はどういう物質なのか、どういった種類・特性があるのかをご覧いただくことで、御社の製品・業務にフッ素樹脂の必要性を感じていただければ幸いです。

※テフロン®…米国デュポン社の登録商標です。

フッ素樹脂とは

そもそもフッ素樹脂とは、フッ素原子と炭素原子を結合させた合成樹脂(プラスチック)の総称です。
結合する原子によって性質は異なるため、フッ素樹脂は様々な種類に分かれます。
ではフッ素樹脂にはどういう種類のものがあるのでしょうか。以下の性能一覧表をご覧ください。

フッ素樹脂の性能一覧表
  PTFE FEP ds FEP pc PFA 変性PTFE ETFE
加工燃成温度 380 380 340〜360 380 180〜280 300〜330
塗膜厚 m/m 0.02〜0.06 0.03〜0.08 〜1.2 0.03〜0.6 0.02〜0.04 0.3〜0.8
常用耐熱温度 260 200 200 260 160〜220 150
硬度 鉛筆硬度 F〜H   HB〜F   3H  
摩擦係数 耐摩鋼 >0.02 >0.08 >0.05〜0.08   0.04〜0.08  
耐摩耗性
非粘着・離型性
耐食性
体積低効率 Ω・cm >1018 >1018 >1018 >1018   >1016

フッ素樹脂の特性

フッ素樹脂は性質によって以下の3種類に大別できます。
それぞれの特性を生かすことでフッ素樹脂は、様々な分野・用途における製品の品質向上に貢献しています。

  • 離型接着剤を受け付けないほどの高い非粘着性があります。
    離型に使用されるポピュラーなフッ素樹脂はPTFEFEPPFAです。
  • 耐食腐食性質をもつ物質に侵されない性質があります。
    耐食に使用されるポピュラーなフッ素樹脂はPFAFEPETFEです。
  • 潤滑摩擦係数が低いことから、潤滑性に優れています。
    潤滑に使用されるポピュラーなフッ素樹脂は変性PTFEPTFEです。

上記3つの性質について詳細説明ページを設けておりますので、ぜひご覧ください。
具体的な事例も併せてご紹介しております。

離型についてはこちら 耐食についてはこちら 潤滑についてはこちら


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