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エースコートの提案力

幅広いフッ素樹脂の提案、ひいてはクライアントの利益に

フッ素樹脂の使用方法は一様ではありません。「離型」「耐食」「潤滑」など多種多用の性質が存在します。当社では、これらの性質を見極めながら、お客様の用途に応じた性質をお選びいたします。こちらでは、それぞれの特性を生かした提案事例をご紹介します。

細部に付着してしまうインクを何とかしたい

インクを製造する際のタンクと羽根にコーティングをしてほしい。
インクを作る際に、タンクと攪拌羽根などに塗料がたくさん付着してしまう。そのインクがこびりつき、洗浄するのが大変だった。
洗浄には大量の水を使ううえ、洗浄作業も大変だった。塗料が付かなければ大量の水を使うこともないので、塗料が付かない方法があれば目的達成できるのでは、とのお悩み。

まず、「非粘着」用途でFEPのフッ素樹脂コーティングを提案。
念のため、テストピースによる効果測定をしたうえで、タンク、羽根へのコーティングを実施したところ、結果良好。
成果として、まずタンクにコーティングを行うことで洗浄水の節減を、またタンク洗浄の作業効率アップも図れた。
またその結果から、他の用途にも使えないかという話になり、「消しゴムを作る金型」および「ボールバルブ」に離型目的でフッ素樹脂コーティングを使うことを提案。

スプレーで吹き付けるより効率的なコーティングはないか？

発泡ウレタンの金型に、以前はスプレー状のシリコン離型剤を吹き付けていた。
1ショットごとに離型剤を吹き付ける必要があるが、時間と労力がかかり、かつ効果にムラができてしまうため品質に問題があった。

発泡ウレタンの相性を考えて、FEPでコーティングを行うことに。
以前のスプレーを吹き付けるコーティングと異なり、まずコーティングにムラがなくなった。
また効果的な離型のコーティングで、目的達成できた。

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